【毫鍼(ごうしん)】
皮膚に直接刺入する鍼です。
使用する鍼は全てディスポーザブル(使い捨て)の滅菌処理済みの鍼です。
東洋医学的体質や病・症状に応じて、鍼の長さや太さを使い分けます。
【打鍼(だしん)】
腹部へ使用する刺さない鍼です。
槌で鍼を叩く振動によって気の調整をします。鍼先が丸く、痛みがないので子供でも治療が受けられます。
打鍼は毫鍼や古代鍼に比べて気を緩やかに動かす事ができるため、体が弱っている方や気の動きが速い方に安全に治療ができます。
打鍼は腹壁の邪がある部分に対して鍼を当てて、打鍼用の槌で叩打します。
振動で邪を散らして五臓六腑・経絡経穴のバランスを調整する鍼法です。
【古代鍼(こだいしん)】
皮膚に刺さず、触れる程度か翳(かざ)すだけで気を調整します。
小児や鍼刺激に敏感な体質の方、体が弱っている方には打鍼または古代鍼による治療を行います。
古代鍼は写真のように経穴に対して翳したり、触れる程度に接触させて気の調整を行います。