西洋医学での小児喘息について
小児喘息は、気道に慢性的な炎症が起こり、ヒューヒュー・ゼーゼーという音(喘鳴)や咳、呼吸困難を繰り返す病気です。 アレルゲンとしてダニ、花粉、ペットの毛などがあり、風邪や大気汚染なども症状の悪化因子となります。 治療は主に吸入ステロイドなどの予防薬と、アレルゲン回避・環境整備が基本です。
患者情報
年齢:5歳男児
主症状:喘鳴、咳、呼吸困難
現病歴
4歳の時に初めて喘鳴が出現
それ以降、月1回程度の喘鳴を繰り返す
近医にて「気管支喘息中等症持続型」と診断され、吸入ステロイド治療開始
患者が吸入を嫌がり適切にできず、治療効果が不十分で当院を受診
咳とともに痰(透明または白)が出ることもある
家族歴
父:アレルギー性鼻炎、アトピー性皮膚炎
母:気管支喘息
その他情報
同年代の子供に比べて痩せている
野菜が苦手で肉や油もの、甘いものを好む
甘いものの摂りすぎで便が緩くなる
風邪をひきやすい
梅雨時期や湿度が高い日は痰が多い
体力が弱く、運動すると息切れしやすい
当院での治療方針
東洋医学の観点から、脾と肺の弱りが症状の原因と判断。 脾と肺の気を補う経穴に鍼治療を行いました。
使用した経穴例:脾兪、肺兪、足三里 など
治療のポイント:少数鍼で体に負担をかけず、自然治癒力を高める
治療後の経過
咳や喘鳴の頻度が徐々に減少
呼吸が楽になり、睡眠の質も向上
食事や体力面の改善も併せて指導
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