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アトピー性皮膚炎(皮膚の発赤、出血痕)

幼少期から続くアトピー性皮膚炎の治療経過です。

患者:30代男性

症状:皮膚の痒み発赤色素沈着乾燥出血

部位:頭~足にかけて全身的だが、特に上半身が顕著

小学校に入る前から痒みで病院に行っていた記憶がある。

現在も病院で処方された痒み止めを患部に塗っている。

増悪因子:入浴中、入浴後、発汗後、乾燥、仕事が終わって落ち着いた後

緩解因子:集中している時、冬などの寒い時期、冷房の風にあたる、水をかける

不変因子:飲食、疲労

【背部の皮膚の状態】

治療開始時期の背部の状態
治療2か月後の背部の状態

上背部に皮膚の発赤と出血痕がありましたが、2か月後には出血後はほとんどなくなり、皮膚の発赤も緩解しています。

【胸腹部の皮膚の状態】

治療開始時期の胸腹部の状態
治療開始2か月後の胸腹部の状態

胸腹部でも上部を中心に皮膚の発赤と出血痕がありましたが、2か月後には緩解しています。

幼少期から続いている皮膚症状ですが、週1回の治療を継続したことで確実に症状が良くなってきています。

アトピー性皮膚炎のような重度の皮膚症状でも治療を継続することで、このような変化がみられます。

治療と合わせて日常生活の中で養生にも気を付けることで、さらに鍼灸の効果を上げやすくなります。

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